こんにちは、カンオウです!
旧キット 機動戦士ガンダム 1/144 SCALE MS バリエーション No.23 JOHNNY RIDDEN`S MS-06R-2 ZAKUⅡ ジョニー・ライデン少佐機の完成です。
どん!
旧キット 1/144 ジョニーライデン少佐機 ザクⅡ。
1984年2月発売、600円+税。
MS-06R-2 ジョニー・ライデン少佐機
引用:機動戦士ガンダム 1/144 SCALE MS バリエーション No.23 JOHNNY RIDDEN`S MS-06R-2 ZAKUⅡ ジョニー・ライデン少佐機 取扱説明書より
(前略)ジョニー=ライデンは、サイド3への第一次移民の3世で、旧オーストラリア大陸から宇宙へ昇ったジオンには珍しいアメリカ系イギリス人の血を引く男である。22才で国防軍へ志願し、Cタイプザクのパイロットを経てFタイプを愛機とし軍曹から大尉へと昇進、少佐になってからR-1Aの要請にもれR-2を愛機として活躍した。主に突撃機動軍の第2方面軍特務中隊の指揮官として連邦軍の第2方面軍特務中隊の指揮官として連邦軍の補給艦隊の航路を絶つ任を得て作戦を行なう事が多かった。少佐のR-2の使用期間は比較的短かく、後の少佐本人は突撃機動軍付の本国要請でグラナダへ召喚され、旗艦をザンジバル級のキマイラとする新鋭MS-14部隊の構成に参加している。この部隊ではMS-14B、MS-14Cの両方に乗っており、実戦訓練空域を離れて全部隊をあげて、ア・バオア・クーの攻防へ参加したが、その後の消息は不明である。以下省略
購入当時この機体の詳細は分かりませんでしたが無性に作りたくなった機体です。ワクワクしながら購入したのですが実際に製作を始めるとパーツのカットの時点で挫折をしました。足の装甲の完成イメージが出来なかったからです。パーツのカットから半年寝かせていましたが、アイデア浮かび完成に至りました。制作日数は3週間です。 7割の出来を目指して手抜きしながら制作しています。(後の3割を頑張ると制作日数が倍かかる為) パテ、サーフェイサーを使用せず、基本説明書通りに制作しています。全塗装を行っていますが、私的にはスミ入れが仕上がりの良し悪しのポイントになると思っています。変わったスミ入れ方法などお伝えしながら誰でもちょっとしたコツで楽しめるプラモ作りを伝えていけたらなと思っています。 制作工程もUPしていますのでよろしくお願いします。
完成ギャラリー
足の装甲付き。
足の装甲なし。
今回の完成自己評価
制作難易度 ★★★☆☆
製作難易度は低いです。ベース色が赤色のため、スミ入れとの相性が良く容易に塗装を仕上げれました。
制作時間 ★★★☆☆
製作日数は3週間です。
制作出来評価★★★☆☆
自分の製作完成レベルの評価です。 旧キットの中で1・2番を争う程の合わせ面が厳しいキットです。
製作して気が付いた点
足元の装甲の取り付けイメージが出来ず、ランナーからパーツを切り離したまま半年放置していましたが、アイデアが思い浮かび、装甲の合わせ面をマスキングテープに赤系塗装を行い、カットしたモノを貼り付けすることにより脱着可能な装甲が完成しました。
頭部にツノを差し込む部分はナイフでミゾをつくりますが、完成時ツノを取り付けた際、頭部合わせ目が割れてしまいました、事前に仮組で調整が必要でした。
以上、気が付いた点です。
製作工程
キットの内容は、
ランナー4枚と、
デカールです。
ゲート処理
パーツをサクッと切り離し丁寧にゲート処理を行います。詳細は、①RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【ゲート処理編】 を参照。
ゲート処理後、上腕・手・太もも・足・腰部・ランドセル・バズーカ―の接着・組み付け・3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行います。
スジ彫り・スミ入れ
各パーツを深く・太くスジを彫りスミ入れを行い、スミ入れラインを整えます。詳細は、②RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【スミ入れ編】を参照。
私の場合、下図、油性マーカーインキを使用してスミ入れをしています。爪楊枝の先端を細く削り筆代わりにしています。
深く・太くスジを彫り、ざっくりスミ入れを行い、
各パーツにデザインナイフでカンナ掛けを行い、余分なスミを落としパーツのスミ入れラインを整えました。※デザインナイフが入らない箇所は爪楊枝でこすってスミを落としています。
首は頭部を胴体に、後付け出来るよう根元を、
カットしました。
頭を後付け出来るように首を加工したため、胴体を下図のように先行して接着・組み付け・3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しをして仕上げました。
組み付け&塗装
上図状態から各パーツに塗装を行います。スミ入れ後の塗装詳細は、③ RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】 を参照。
塗装前、
塗装後。
一度に組み付けて塗装を行うと細部まで塗装が行き届かないため、各パーツごとに塗装を行い組み付けます。
上図で塗装を終えた頭部パーツを、
接着・組み付けをしました。私の場合、塗装完成後ツノを取り付けた際、頭部が割れてしまいました。下図の状態でツノを仮組で合わせても、塗装後の塗装の厚みで割れてしまう恐れがありますので塗装前の事前調整が必要です。調整ができましたら塗装を行い仕上げていきます。
塗装を終えた腕パーツを、
接着・組み付け・3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しをしました。
上図で、合わせ目消し後、腕パーツの塗装を行い、完成した腕に肩パーツを、
接着・組み付け・3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しをしました。
肩パーツは、始めにベースの赤系塗装を行い、
次いで黄色塗装、
前腕を、黒系塗装で腕の塗装を仕上げました。
関節部も塗装で仕上げてもよかったのですが、塗装リスクを避けるため、マスキングテープに赤系塗装を行ったモノをカットし、
貼りました。
腕パーツの完成です。
足パーツも同様に組み付けていきます。
膝下のパーツの合わせ面の悪さにはびっくりします。膝下に太ももと足を取り付けますが、下図黄色枠の足首の取り付け部分の合わせ面が厳しくスカスカです。そのため、私の場合、始めに太ももと膝下を組み付け接着・組み付け・合わせ目消し・塗装を行いました。
私はパテを一切使用しないので、下図の隙間はマスキングテープに塗装を行いカットしたモノを、
カットし貼りました。下図の様に隙間を目立たなく仕上げました。
膝下の内側を黒で筆塗りをしてから膝下に足を取り付けました。合わせ面が悪いため、容易に取り付けれましたが、足首の可動部分は強度不足です
足のパイプを、後付け出来るようにパイプの下部を一部カットしました。足の装甲の脱着にも必要な工程となります。
膝下の装甲の合わせ目は、そのまま接着を行うと脱着が出来なくなるため、マスキングテープに塗装を行ったモノを、合わせ目のパネル面の型を取り貼りました。
装甲の開閉が可能になり脱着が容易になりました。
足パーツの完成です。
ランドセルは黒ベースで塗装を行い、マスキングテープを赤系塗装したモノをカットし、
貼り完成させました。
各パーツごとに塗装が完成しました。
仕上げ
デカールを貼り仕上げます。④ RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【仕上げ編】 も参考にしてください。
完成したパーツにデカールを貼ります。
デカールの余白部分のテカリを避けるため、余白部分をカットし、
キットに貼り完成です。
組み付けただけだとパーツのテカリが目立つので、つや消しトップコートを吹き完成させます。トップコートは吹きっぱなしで私は完成です。
完成
足元の装甲の取り付けイメージが出来ず、ランナーからパーツを切り離したまま半年放置していたキットですが、簡単なアイデアで乗り越えました。これから旧キット 1/144 ジョニー・ライデン ザクⅡの製作をする人の参考になれば幸いです!
以上