② RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作 スミ入れ編


こんにちは、カンオウです!

RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作工程です。私の場合①ゲート処理→②スミ入れ→③塗装→④組み付けの4スッテプで製作を行っています。初めはお店に飾ってある塗装済み完成品や、モデラーさんのブログでカッコいいガンプラを観て私には無理だと思っていました。お台場潮風公園実物ガンダムを観てからガンプラを本格的に作りたくなり数をこなし自己流で頑張りました。ガンプラを製作し初めにつまずいた作業工程はスミ入れでした。塗装後スミ入れを行ても綺麗なスミ入れラインが引けず引き締まりのないガンプラになっていました。作業工程の順番を入れ替えるだけで綺麗なスミ入れラインが引けるようになりガンプラ製作が楽しくなって作り続けています。私の製作方法ではありますが、ガンプラを製作する人のきっかけの1つになれば幸いと思います。よろしくお願いします。

4ステップある作業の
②-スミ入れ- 作業に入ります!

4ステップ
RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【ゲート処理編】
RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【スミ入れ編】
RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】
RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【仕上げ編】


完成総集編はこちら!
RG リアルグレート RX-78-2 ガンダム ガンプラ 完成

スミ入れ


パーツのゲート処理を終えスミ入れ作業に入ります。『えっ!全塗装でしょ!』と思われますが、スミ入れ後、全塗装を行います。(塗装にコツが必要です) ペンタイプのスミ入れ等ありますが、私は油性マーカー補充インキを使用しています。ペンタイプはお手軽にスミ入れが出来て消しゴムで修正が出来るメリットがありますが、スジ彫りをしてからペンタイプのスミ入れを行うと、パーツのスジ彫り面がガサツいているため、ペン先が傷んで広がってしまうことや、スジ彫りをした凹面の底と両サイドにきれいにスミ入れが行き届かなくムラになる事があるからです。また塗装後のスミ入れ時、塗装が溶けペン先に付き使用出来なくなる等のデメリットを回避することが出来るからです。ペンタイプと比べコスト面も安価で、スミの定着と色も良いです。


〇塗装前にスミ入れのメリット

☆細い線を描ける。(スミ入れラインが細いほど仕上がりが引き締まる)
☆スミ入れ後のラインを塗装前に確認できる。(スジ彫り忘れが確認できる)
☆塗装後、流し込みスミ入れすると毛細管現象によりスジ彫り以外にもスミが流れ、にじみシミが出来るのを防ぐ。
などです。

〇塗装前のデメリット 

☆プラモ製作の中で一番時間がかかる。(作成の2/3がスジ彫りとスミ入れ)
☆スミ入れ後のパーツのスミ汚れを綺麗に処理しないと塗装に影響が出る。
などです。

では、私の場合のスミ入れ方法です。
パーツにスジ彫りを行います。力を入れず線を引く感じで力加減に注意して彫ると綺麗に仕上がると思います。経験上スジ彫りを失敗するときは、完成を急ぎ必要以上に力を入れてしまい刃先を不要な場所に滑らせて傷つけてしまう傾向にあります。心のゆとりが重要だと思います。余計な所を間違って傷つけても、私は特に気にせず彫り進めます。その後、爪楊枝の先端を出来るだけ細く切り、筆代わりにして油性マーカー補充液を付けスミ入れを行います。誤って傷つけた場所にもスミが行きわたりますが、デザインナイフ(100円ショップのもので充分)で、カンナ掛けを行い傷を均しスミ入れラインを整え仕上げます。傷はパテ等で補修はしていません、作業工程が増え時間がかかるからです。傷は、均し・塗装・トップコートで目立たなくなるから十分だと思います。デザインナイフが当たらない箇所は爪楊枝でこすってスミを落としています。

①深めにスジ彫り(旧キットは深く太く)
②スミ入れ
③スミ入れラインをカンナ掛けで整える
重要 マメに手を洗い手についたスミをおとし、再度パーツ全体を軽くデザインナイフでカンナ掛けを行い、パーツ汚れを落とす。うすめ液を使用しない。
です。

パーツ全体にカンナ掛け後、塗装面に触らないよう袋に入れて保管をしています。スミ入れ仕上げは時間がかかるため、パーツにほこりが被らないように気を付けます。また私の場合、塗装時のパーツ洗浄を行わないで、そのまま塗装を行っています。

私の場合、下図、油性マーカーインキを使用してスミ入れをしています。爪楊枝の先端を細く削り筆代わりにしています。


パーツに深くスジを彫り、ざっくりスミ入れをしました。
※下図パーツ、スジ彫り作業、約30分。


スミ入れ乾燥後、余分なスミをデザインナイフでカンナ掛けで落としラインを整えます! 私はパテを使用しないため、誤って傷を付けた所はカンナ掛けを行い均しています。仕上げにスポンジタイプのやすりで面を均すと仕上がりが良くなります。※下図パーツ、スミ入れラインを整える作業、約10分。


パーツの余分なスミを落とす時は、しっかり手を洗って、パーツに汚れが付くのを防ぎます。手についた皮脂やスミが下図の様にパーツを汚すからです。


角のスミ入れ注意点

下図はRGガンダムパーツではありませんが参考に説明をします。角は1方向にスジを彫り・スミ入れを行うと、正面からだとスミ入れラインは目視できますが、


側面から、スミ入れラインの確認ができません。


角の側面にも、スジを彫り・スミ入れを行うと、


正面・側面からも目視できるようになりました。1つの角に対し2方向のスジ彫り・スミ入れを行うことにより完成度があがります。


取扱説明書を参考にスジ彫り、スミ入れを決めていきます。


スミ入れ完成

各パーツのスミ入れが完成しました。

スジ彫り→スミ入れ→スミ入れラインを整える作業を1日2時間を3~4週間頑張ります。
いつも本業が終わり帰りが遅いのですが楽しんで頑張っています!

RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】 に続く!

以上