こんにちは、カンオウです!
ベストメカコレクション No.6
1/144 SCALE ジオン軍 モビルスーツ シャア専用ザク の完成です。
どん!
旧キット 1/144 シャア専用ザク。
1980年9月発売、300円+税。
シャアと言えばやっぱり私はシャア専用ザクをイメージします。当時のアニメのデザインを忠実に再現された完成度の高いキットです。可動域は狭いのですが、足首が一体化している事と腕パーツが後からボディーに付けれる事から非常に作りやすい機体でした。 制作日数は 2週間です 。7割の出来を目指して手抜きしながら制作しています。(後の3割を頑張ると制作日数が倍かかる為) パテ、サーフェイサーを使用せず、基本説明書通りに制作しています。全塗装を行っていますが、私的にはスミ入れが仕上がりの良し悪しのポイントになると思っています。変わったスミ入れ方法などお伝えしながら誰でもちょっとしたコツで楽しめるプラモ作りを伝えていけたらなと思っています。 制作工程もUPしていますのでよろしくお願いします。
完成ギャラリー
今回の完成自己評価
制作難易度 ★☆☆☆☆
作りやすい機体でした。
制作時間 ★★☆☆☆
製作日数は2週間です。
制作出来評価★★★☆☆
自分の製作完成レベルの評価です。旧キットのため、合わせ目消しは完全に出来ませんでしたがガンダムカラーをベースに塗装を行い色合い良く完成しました。
製作して気が付いた点
頭を左右に振っただけで肩の合わせ目が割れました。胴体の首周りの調整が必要でした。
肘の可動域は十分曲がります。足は足首が固定式ですので膝は曲がりますがボディーのバランスは保てません。
足首は一体型です。その分製作は容易ですが可動域に制限があります。
肩も左右で十分に可動しますが、シールドを取り付けると、右肩の可動制限がかかります。
通常360°腕を回すことが出来ますが、私が製作したキットの腕の回転範囲は下図程度です。肩関節パーツの㊳と㊴の取り付け部の厚みの調整が必要と思いますが『ちょうど良い』の調整が難しいです。
前腕部の合わせ面が悪く、合わせ目消しが出来ませんでした。
以上、気が付いた点です。
製作工程
ランナー2枚です。
ゲート処理
パーツをサクッと切り離し丁寧にゲート処理を行います!詳細は、 ①RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【ゲート処理編】 を参照。
スジ彫り・スミ入れ
始めに、頭・上腕・太ももの接着・合わせ目消しを行い、各パーツを深く・太くスジを彫りスミ入れをします。 詳細は、② RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【スミ入れ編】 を参照 。
私の場合、下図、油性マーカーインキを使用してスミ入れをしています。爪楊枝の先端を細く削り筆代わりにしています。
深く・太くスジを彫り、ざっくりスミ入れを行い、
デザインナイフでカンナ掛けを行い、余分なスミを落とし各パーツのスミ入れラインを整えました。
組み付け&塗装
上図スミ入れ後、各パーツに塗装を行います。スミ入れ後の塗装詳細は、③ RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】 を参照。
塗装前、
塗装後。
一度に組み付けて塗装を行うと細部まで塗装が行き届かない為、各パーツごとに塗装を行って組み付けます。
上図で塗装を終えた腕パーツを、
接着・組み付けます。
足パーツも同様に、
接着・組み付けました。
3日ほどしっかり乾燥させ、合わせ目消しを行います。
合わせ目消し後、各パーツごとに塗装を重ねて仕上げていきます。
各パーツごとに塗装が仕上がりました。
胴体に頭と足を取り付けます。頭と胴体の取り付け部の調整を行わないと、頭を左右に振った際、胴体の肩の接着部が割れてしまう恐れがあるため、胴体の接着前に頭と胴体の接続部のクリアランスを調整してから胴体に頭と足を取り付けて胴体の接着をします。
3日程しっかり乾燥させ、
胴体の合わせ目消しを行い、
塗装をして仕上げます。
シールドの裏地もしっかり色分けすることにより完成度が上がります。
仕上げ
細かな修正を行い仕上げていきます。④ RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【仕上げ編】 も参考にしてください。
ライフルのスコープ部分は塗装が面倒な所なので、マスキングテープにピンク塗装を行ったモノをカットし、
貼りました。
各パーツごとに塗装が完成しました。
各パーツを組み付けてつや消しトップコートを吹き完成させます。トップコートは吹きっぱなしで私は完成です。
完成
300円の旧キットですが完成度の高いキットです。色々反省点もありましたがイメージ以上の出来で満足です。 これから 旧キット 1/144 シャア ザクを作る人の参考になれば幸いです!
以上