こんにちは、カンオウです!
MSZ-006 ‘ZETA GUNDAM’ A.E.U.G. ATTACK USE PROTOTYPE VARIABLE FORM MOBILE SUIT
1/144 MSZ-006「ゼータガンダム」HG ウェーブシューター 完成です。
どん!
絶版 旧HG 1/144 Zガンダム。
1990年5月発売、本体価格1200円。
1/144 MSZ-006「ゼータガンダム」
引用:MSZ-006 ‘ZETA GUNDAM’ A.E.U.G. ATTACK USE PROTOTYPE VARIABLE FORM MOBILE SUIT 1/144 MSZ-006「ゼータガンダム」HGパッケージ説明文より
(キット解説)アニメーションの制約上、限られた線で表現されていた「ゼータガンダム」。この設定にもとづいて3D化されていたこれまでの「アニメ版」プラモデルに対しキットは”未来に存在した機動兵器”本来のすがたを、メカニックデザイナー大河原邦男氏書き下ろしの新(真)設定にもとづいてスケール化。パーツの組み立てはすべてハメ込み式。組み立てるだけで、ほぼイメージカラーどおりに仕上がる多色成形。飛行形態への変形を実現した専用ポリキャップなど、これまでバンダイが蓄積してきた技術のすべてを投入。初心者の方はもちろん、上級者の方も充分に楽しんでいただけます。
Zガンダムが欲しかったのと、ネットでHGUC ウェーブシューターの存在を知ってから、いろいろ調べた結果、初代HGシリーズの Zガンダムウェーブシューターの存在を知りました。私の製作ベースが旧キット主体のため購入を決めました。『旧キット・絶版』響きが素敵です。制作日数は7週間です。 7割の出来を目指して手抜きしながら制作しています。(後の3割を頑張ると制作日数が倍かかる為) パテ、サーフェイサーを使用せず、基本説明書通りに制作しています。全塗装を行っていますが、私的にはスミ入れが仕上がりの良し悪しのポイントになると思っています。変わったスミ入れ方法などお伝えしながら誰でもちょっとしたコツで楽しめるプラモ作りを伝えていけたらなと思っています。
完成ギャラリー
今回の完成自己評価
制作難易度 ★★★★☆
初代HGキット、ランナーを見たときシステムインジェクションが難儀に感じました。1つのパーツに形成色が重なっています。個人的には白1色の方が製作しやすいのですが、パーツ数が少ないにもかかわらず多彩でパチ組みでガンダムを作れるのが当時の開発の良さだったと思います。
制作時間 ★★★★☆
制作日数は7週間です。いつも製作の8割はスミ入れに時間がかかっていましたが、今回のキットは塗装に5週間かかりました。初めての経験です。
制作出来評価★★★★☆
自分の製作完成レベルの評価です。今回は取扱説明書のカラーリングに心惹かれ製作をしました。イメージどおりの完成に感動です。
製作して気が付いた点
取扱説明書を見てビックリしました。パッケージイラストとは違うカラーリングガンダムが載っていました。鳥肌もんです! 下図、カラーリングを参考に製作をしましたが、下図のイラストだけで360°のカラーリングをイメージするのは資料としては少なすぎる情報でした。
『システムインジェクション』形成色が重なりる造りの粗さに修正の時間がかかりました。またキットの合わせ面の悪さにも調整に時間がかかりました。
以上、気が付いた点です。
MS形態からウェーブシューター への変形パターン
①頭部を取り外します。
②胸部を上げ、腹部パーツを外します。
③両手を内側にたたみます。
④両足を左右に広げて、両腕を腰パーツと足の間に収納します。
⑤シールドのジョイントバーツを引き出してシールドを本体に取り付けます。
⑥左右の足のサイドアーマーを上方に180度回転させます。
⑦フライングアーマー(翼)を90度横にもってきます。
⑧足首をおりたたみ、膝の関節を後方に足を折り曲げます。
⑨ロングテールスタビライザーを伸ばします。フライングアーマーから翼を引き出し、広げて変形完了です。
以上
製作工程
キットの内容は、
ランナー4枚と
ポリキャップ・シールになります。
ゲート処理
パーツをサクッと切り離し丁寧にゲート処理を行います。詳細は、①RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【ゲート処理編】 を参照。
スジ彫り・スミ入れ
各パーツを深くスジを彫りスミ入れを行い、スミ入れラインを整えます。 詳細は、②RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【スミ入れ編】を参照。
私の場合、下図、油性マーカーインキを使用してスミ入れをしています。爪楊枝の先端を細く削り筆代わりにしています。
深くスジを彫り、ざっくりスミを入れました。
デザインナイフでカンナ掛けを行い、余分なスミを落としパーツのスミ入れラインを整えます。
各パーツの、スミ入れラインも整えました。
組み付け&塗装
上図状態から各パーツに塗装を行います。スミ入れ後の塗装詳細は、③ RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】 を参照。
塗装前、
塗装後。
各パーツごとに、塗装が完成しました。
一度に組み付けて塗装を行うと細部まで塗装が行き届かないため、各パーツごとに塗装を行い組み付けます。
上図で、完成したパーツを組み付けて行きます。胴体パーツの組み付け。
シールドの組み付け。
頭部パーツを、
接着・組み付け、
3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行い、
塗装をして仕上げました。
腕のパーツも同様に、
接着・組み付け、
3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行い、
塗装をして仕上げました。
足のパーツも同様に、
太ももの接着・組み付け、
3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行い、
塗装をして仕上げました。
上図で完成した太ももに、ヒザ下パーツを取り付けます。
ヒザ下パーツの接着・取り付け、
3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行い、
塗装を重ねて仕上げました。 ※ポリキャップに事前に塗装をしていましたが、マスキングテープでポリキャップを保護すると塗装が剥がれてしまったため、ポリキャップは筆塗り修正をしています。
翼のパーツを、
接着・組み付け、
3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行い、
塗装を重ねて仕上げました。
ロングテールスタビライザーのパーツを、
接着・組み付け、
3日程しっかり乾燥後、合わせ目消しを行い、
塗装をして仕上げました。
腰部のスラスターはマスキングテープに黄色塗装を行ったモノをカットし、
貼りました。
シールは、
『006』のみカットし胸部に貼ります。
各パーツごとに仕上がりました。
パーツ数が多いので各パーツごとにトップコートを吹きました。組み付けただけだとパーツのテカリが目立つので、つや消しトップコートを吹き完成させます。トップコートは吹きっぱなしで私は完成です。
トップコート乾燥後、組み付けていきます。
完成
盾のデザインが違うのと、翼の位置が違うだけでZガンダムの印象が、がらりと変わります。これから 旧キット 1/144 MSZ-006「ゼータガンダム」HG ウェーブシューターの製作をする人の参考になれば幸いです!
以上