旧キット 1/144 フルハッチ オープン / メインテナンスハッチ オープン ガンダム 塗装済み 完成


こんにちは、カンオウです! 

旧キット ベストメカコレクションNo.4
M.S NORMAL TYPE
1:144 SCALE RX-78モビルスーツ
機動戦士 ガンダム

フルハッチ オープン / メインテナンスハッチ オープン ガンダム完成です。

どん!

引用:HOBBY JAPAN 5月号別冊 HOW TO BUILD GUNDAM-2 昭和57年 5月 1日発行 雑誌コード08128-5より

旧キット 1/144ガンダム。
1980年7月発売、300円+税。
子供の頃、うっすら見た記憶がある『HOW TO BUILD GUNDAM-2』 雑誌。表紙のガンダムはとても印象がありました。メインテナンス ハッチ オープン ガンダムは、1981年9月22日発行、みのり書房 月間OUT増刊 宇宙翔ける宇宙達 GUNDAM CENTURY のイラストが元ネタみたいです。GUNDAM CENTURYの広告に『このガンダム、君には作れまい』がきっかけで藤川政秀さんが製作し、HOW TO BUILD GUNDAM-2の表紙と製作工程が載せられています。私は旧キット1/144ガンダムで表紙の一方向のみをデジタルで描いたシールとキットを組み合わせて製作をしました。制作日数は2ヶ月です。 7割の出来を目指して手抜きしながら制作しています。(後の3割を頑張ると制作日数が倍かかる為) パテ、サーフェイサーを使用せず、基本説明書通りに制作しています。全塗装を行っていますが、私的にはスミ入れが仕上がりの良し悪しのポイントになると思っています。変わったスミ入れ方法などお伝えしながら誰でもちょっとしたコツで楽しめるプラモ作りを伝えていけたらなと思っています。 制作工程もUPしていますのでよろしくお願いします。

完成ギャラリー


今回の完成自己評価

制作難易度 ★★☆☆☆
キットの製作難易度は低いです。

制作時間  ★★★★★
制作日数は2ヶ月です。 内部構造のアイデアが出ずスムーズに製作が出来ませんでした。スムーズにいけば3週間程度です。

制作出来評価★★★☆☆
自分の製作完成レベルの評価です。
私には、プラ板等で内部メカの製作は無理でしたので、デジタルイラストで再現しました。自分に出来ないことは別の方法で再現できれば善しと考えています。


下準備

今回キット製作の為に、『HOW TO BUILD GUNDAM-2』 を購入しました。


今回使用したキットは、下図の旧キット1/144ガンダムです。


下図は、素組のキットです。このキットがベースになっています。


PCで内部メカを製作しました。複雑にイラストを製作するのではなく、赤のラインで単純なイラスト製作をして分かりやすくしました。内部メカをどうするかに1ヶ月考えました。

以上。

製作工程

キットの内容は、


パーツはランナー2枚・


取扱説明書になります。


ゲート処理

パーツをサクッと切り離し丁寧にゲート処理を行います。詳細は、RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【ゲート処理編】 を参照。


接着したパーツは、


丁寧に合わせ目消しを行います。


頭部のアンテナは、


シャープ化しました。


腕パーツ製作

肩パーツは下図の3点を、


接着・組み付け・合わせ目消しを行いました。


腕パーツは、


単体で、接着・組み付け・合わせ目消しを行い、


上腕関節部分の、


1部をカットしました。


前腕に拳を取り付ける部分を、右下図の様にカットしました。


カット拡大図。


拳の取り付け部分も、右下図の様にカットしました。


カット拡大図。


下図パーツはカットしなくても、一応取り付けは可能ですが、キットの接着部分の割れを避けるため、


容易に差し込み出来るようにしました。


拳を90度回転しロックが出来るようになりました。


上図で完成した前腕に上腕を、


後ハメ出来るようにしました。


上図で完成した腕、上腕を右下図の様にカットして、


肩パーツを、


後ハメ出来るようにしました。


腕パーツの完成です。


足パーツ製作

下図、足パーツを個々に、


接着・組み付け・合わせ目消しを行いました。


膝関節部分を、右下図の様に『コ』の字にカットをしました。


拡大図。


シューズ部は、


スネガード?部を丁寧に切り離しました。


赤丸の突起部分を出来るだけ切り、


スネガード部を、足に容易に取り付けられるようにしました。


太ももパーツとスネパーツを、


カットした関節部に、


後ハメしました。


足パーツの完成です。


ハッチ部 穴あけ加工

キット全体にメインテナンスハッチ用の穴を空けていきます。


胸部パーツはカットパーツも使用するので丁寧にカットをします。


ランドセル真ん中にアクションベースを取り付けれるように穴を空けました。


始めに胴体のみをカットし、完成イメージのポーズを決めます。


メインテナンスハッチ用の目安のイラストをマスキングテープに描き、


マスキングテープに描いたイラストをカットし本体に貼りました。


イメージが出来たら、


鉛筆で枠を描き、


写します。


ドリルで、


穴を空け、


デザインナイフと小さな棒ヤスリでカットして、


メインテナンスハッチ用の穴を綺麗に仕上げました。


モールドを含め、スミ入れを行い仕上げます。すべてのパーツも同様に仕上げていきました。


スジ彫り・スミ入れ

各パーツを深くスジを彫りスミ入れを行い、スミ入れラインを整えます。詳細は、②RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【スミ入れ編】を参照。

私の場合、下図、油性マーカーインキを使用してスミ入れをしています。爪楊枝の先端を細く削り筆代わりにしています。


パーツに、深くスジを彫り


ざっくりスミ入れを行い、


パーツにデザインナイフでカンナ掛けを行い、余分なスミを落としパーツのスミ入れラインを整えました※デザインナイフが入らない箇所は爪楊枝でこすってスミを落としています。


モールドの無いところにスジ彫りを行うのは、とても苦手ですがなんとか形になりました。


各パーツも同様に深くスジを彫りざっくりスミ入れを行い、スミ入れラインを整えました。


再度、仮組を行い完成イメージの確認をします。


メインテナンス ハッチ オープン ガンダムの胸部ダクトはFGガンダムのダクトのイメージで製作をしました。

FG 1/144 ガンダム 1999年7月発売 300円+税。


胸部ダクトのイラストをマスキングテープに描きました。


廃ランナーの、


タグ部分をカットし、


表面を均し、


ダクトの形に、


カット、


整形しました。旧キットは左右対称ではないのでサイズに違いが出ます。


組み付け&塗装

上図スミ入れ後、各パーツに塗装を行います。スミ入れ後の塗装詳細は、RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】 を参照。

塗料は下図を使用しました。


塗装前 、


塗装後 。


単語帳にも、


塗装を、


行いました。


スミ入れを終えたキットに、部位ごとに塗装を行っていきます。


塗装の不要な箇所にマスキングで保護、


ガルグレーで塗装をしました。


塗装を行ってもスミ入れラインは残っています。


塗装の不要な箇所にマスキングで保護、


ダークシーグレーで、塗装をしました。


塗装の不要な箇所にマスキングで保護、


モンザレッドとMSイエローで塗装を行いました。


各パーツも同様に、塗装を行い仕上げました。


胸部エアダクトパーツを、


組み付けて仕上げました。


塗装を終えた胴体パーツを組み付けて行きます。


胴体の、接着・組み付け・


合わせ目消しを行い、



塗装の不要な箇所にマスキングで保護、


塗装をして、


仕上げました。


仕上げ

内部メカ等の製作は、フリーソフト「inkscape」を使用し製作をしました。


コンビニのL判シール印刷で出力しています。コンビニの印刷パターンを色々試しましたが、光沢印刷とはがき印刷はイラストにノイズが入るのでお勧めは出来ません。L判は精度よく印刷が出来ました。


上図で完成したシールをキットに貼り付けていきます。


外装のメインテナンスハッチカバー部は、単語帳に塗装を行ったモノを、


印刷したシールに貼り、カットをしました。


シールタイプの印刷ですが、粘着力がとても弱いので、ボディに貼り付ける赤枠部分は別途両面テープを貼って補強をしています。


マスキングテープで裏貼り等を行い、下図の様に貼りました。


各パーツも同様に仕上げました。


完成したパーツを組み付けて行きます。


キットの裏側はとても雑です。手足等の角度を調整して裏面からホットボンドを使用して固定をしています。

組み付けただけだとパーツのテカリが目立つのでつや消しトップコートを吹き完成させます。トップコートは吹きっぱなしで私は完成です。


完成

内部メカのイメージが当初のイメージと何かが違いますが満足のいく出来に仕上がりました。『ガンプラは自由だ!』個人が楽しめれば何でもアリだなと思い完成です。見て楽しんでいただければ幸いです。
以上。