旧キット 1/144 TV版ラストシューティング ガンプラ 塗装済み 完成

こんにちは、カンオウです! 

旧キット ベストメカコレクション 1/144 SCALERX-78-2 ガンダム

機動戦士ガンダム TV版ラストシューティング完成です。

どん!

旧キット ガンダム。
1980年7月発売(価格300円+税)。
機動戦士ガンダム
エピソード43話「脱出」より、7分16秒付近の印象的なシーンを、一方向構図で立体化しました。構図を固定することで、緊迫した空気と時間が止まったような一瞬を表現しています。本来は背景も立体で制作する予定でしたが、技術力と制作時間の壁に正面衝突。そこで方向転換し、背景は印刷によるバック背景方式を採用しました。立体で作れない部分は、無理に誤魔化すのではなく「割り切り」と「発想」でカバーしています。背景制作にはチャットGPT(無料版)を使用。アナログなプラモデルと、デジタル生成背景という異色の組み合わせですが、主役を引き立てる“舞台装置”として機能することを狙いました。
制作日数は約2週間。
完成度は毎回あえて7割を目標にし、手を抜くところは意識的に手を抜いて制作しています。残りの3割を追い込むと制作日数が倍以上かかってしまうため、「無理をせず完成させること」を制作スタイルの軸にしています。
とはいえ、7割でも完成度は十分に高められると考えています。その大きなポイントがスミ入れです。全塗装は行っていますが、仕上がりの印象を決めるのは、スミ入れの入れ方だと感じています。本作では、少し変わったスミ入れテクニックも取り入れています。パテやサーフェイサーは使用せず、基本は説明書通りの工程。それでもスミ入れを工夫することで、特別な技術がなくても、ちょっとしたコツでプラモデルはもっと楽しめます。そんな気軽な模型制作の考え方を、制作を通して伝えていけたらと思います。制作工程もアップしていますので、参考程度に見ていただけたら嬉しいです。

完成ギャラリー

今回の完成自己評価

制作難易度 ★★★☆☆
一見有名でシンプルなアニメポーズですが、実際に旧キットで再現しようとすると可動域・自立・バランスのすべてが課題になります。アニメのポーズを壊さない角度探しに最も時間を使いました。

制作時間  ★★★☆☆
制作日数は2週間です。一方向からの鑑賞を前提とした制作ですが、角度やバランスを工夫することで、アニメの印象的なポーズに近づけました。

制作出来評価★★★☆☆
自分の製作完成レベルの評価です。製作途中で再現は難しいと感じましたが、失敗も含めて楽しむつもりで取り組んだことで、結果として納得のいく仕上がりになりました。

製作コメント

ノーマルキットをいかに理想に近づけるかが課題でした。


下図は制作10日目でアニメポーズの再現に行き詰まり、一度は制作を断念しようと考えた時点の状態です。


下図は、通常塗装にアクリルガッシュを加え、明暗を付けて立体感を強調した表現で完成しました。


下図は、過去に製作した旧キット 1/144 ラストシューティング 劇場版ポスター 再現 ジオラマ 完成品です。


背景を立体的に製作しようとしましたが下図のようになり失敗で諦めました。


上図を製作するのに3時間かかりましたが、自分のセンスの無さに諦めました。代わりにチャットGPT(無料版)を使用し背景製作をしました。


撮影風景
キットと背景をPCで合成すると制作のリアリティーが無くなるので下図の様に写真撮影を行っています。

以上です。

製作工程

1/144ガンダム、キットの内容は、


ランナー2枚と、


取扱説明書になります。


ゲート処理

パーツをサクッと切り離し丁寧にゲート処理を行います。ゲート処理詳細は、 RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【ゲート処理編】 を参照。


下図パーツの接着を行い、


下図、通常の合わせ目消しではなく、彫刻に近い感覚でパーツの成形を行いました。正面を向いているけど斜め削りしています。


下図は、足の丸関節部分を取り除き上図と同じように成形しています。


下図はシューズノーマル組み付けです。


シューズの丸関節部を丁寧に削り取ります。


パーツ番号でいうと通常35と36の接着と37と38の接着を行いますが、左右の足の幅を変えるため35と37の接着36と38の接着を行いました。


下図、肩パーツも加工しています。


下図、右腕は前腕を2個使用しています。加工して1つの腕にしました。


前腕の丸関節部を丁寧に削り取ります。前腕を下図の様に成形しました。


下図、こぶしも厚みが出ないように細く成形しました。


下図、胴体はアニメイラストを見ていただければ分かりますが、スカート中央のマークが見えません。それを再現する為に切り離し、スカート中央の関節部分を前後逆につけることにしました。


各パーツを成形し完成しました。


スジ彫り・スミ入れ

各パーツを深くスジを彫りスミ入れを行い、スミ入れラインを整えます。詳細は、②RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【スミ入れ編】を参照。

私の場合、下図、油性マーカーインキを使用してスミ入れをしています。爪楊枝の先端を細く削り筆代わりにしています。


パーツに、深くスジを彫りざっくりスミ入れを行い、


パーツにデザインナイフでカンナ掛けを行い、余分なスミを落としパーツのスミ入れラインを整えました※デザインナイフが入らない箇所は爪楊枝でこすってスミを落としています。


各パーツのスミ入れラインを整えました。


組み付け&塗装

上図スミ入れ後、各パーツに塗装を行います。スミ入れ後の塗装詳細は、RG リアルグレード 1/144 RX-78-2 ガンダム ガンプラ制作【塗装編】 を参照。

塗料は下図を使用しました。


完成したパーツに塗装を行います。


塗装の不要な箇所にマスキングで保護、


首周り、ダクト、腰部を黄色で塗装。


胸部をツートーンで青系で塗装。


胴回りを赤系で塗装。


スカート部を白系で塗装を行い各塗装が完成しました。


各パーツにマスキングを丁寧に行い塗装の完成です。


黒のマーカーを使用し、


アニメ塗り輪郭を付けました。


各パーツも同様にマーカーで輪郭を作りました。


下図は、パーツを仮組をしましたが、イメージにほど遠く挫折しました。


上図で諦め2日ほど放置していましたが、どうせ失敗するなら大胆に行こうと思い再開をしました。制作は一方向のみで考えていました。裏から100均で売っているグルーガン(グルーガンは100円商品ではない)を使用し、


パーツをつなげました。


ライフルと、こぶしを、製作します。


ライフルをカットし、


ライフルと、こぶしを接着し製作しました。


全てのパーツをつなぎ終えました。


足元がイメージと遠いので、


アクリルガッシュを使用し、


明暗をつけて仕上げました。


首元の爆発は綿棒にアクリルガッシュで黄色塗装を行い製作をしました。


背景を立体的に作りたくて100均で下図ポリスチレンファームを購入しました。


ポリスチレンファームをカットしましたが、カッターナイフだと切断面が雑になります。


とりあえず色を付ければ何とかなるかな?と思いましたが自分のセンスの無さに絶望を感じ諦めました。


代わりにチャットGPT(無料版)を使用し背景製作をしました。出来ないことは変わりを探せばいいと思っています。


写真を撮り本体の修正を行います。


下図でなんとか落ち着きました。


完成したキットにつや消しスプレーを吹き完成です。


完成

あえてアクションベースは、消しゴムマジックなどで消さずに残しています。写真を加工してしまうと、今回の制作意図や試行錯誤が伝わりにくくなり、実際に苦労した制作過程が嘘っぽく見えてしまうと感じたためです。制作途中では、何度も諦めがよぎりましたが、最終的にはTV版ラストシューティングの印象に近い完成度まで仕上げることができたと思います。作品として見て楽しんでいただければ幸いです。
以上